2013年6月28日金曜日

電気会社の「仕組み」に見える破綻の兆し

世界一値段の高い電気を払っている日本。
そして、国がいっしょになって、その高額の電気料を支援している。

そのため、たくさんの雇用が生まれていることも事実だ。
電力関係だけではない。その部品や、その部品工場に勤めている人達やそれを輸送する会社もそうだ。

動く金が大きいほど、既得権が多くなるから、「仕組み」は変化しない。

だから、電力会社の「仕組み」自体がすでに化石であるからといって彼らを非難しても問題の解決にはならない。

最近、自宅の温水器が「深夜契約」ではなく、「時間帯別契約」だったことが判明した。どちらも「深夜電気」を使って一日で使うお湯をためる電気を買う契約形態だが、からくりがある。

「深夜契約」は安い電力だけ通電するという契約。

「時間帯別契約」は「昼間高い電気」だけど、夜は安い「深夜電力」の金額で使えるというもの。

つまり、昼間は「値段の高い電気を買う」という契約だ。
通常ドリーム8とか呼ばれている。
で、「深夜契約」をするためには、電気回線を引かなければならないし、昼間は通電しない。

じゃあ、何故「深夜契約」ではなく「時間帯別契約」を電気会社は薦めるのか。

「深夜電力」はある時間になれば、自動的に通電される。温水器はサーモスタットがついているから、通電していてもお湯の温度がたかければ、低くなるまで使われない。昼間お湯を使いすぎて無くなる可能性もある。その時は「あ~あ」と言って諦めればいい。たかが、お湯だ。

でも、電力会社はそうは言わない。

「時間帯別契約なら、昼間もしお湯がなくなっても沸かすことができますが、深夜契約ならできません。」とユーザーを脅かす。

当然、時間帯別契約を選ぶ。しかもサーモスタットだけではなく、マイコン付きなので温水器の値段も高い。

実は、これ、ユーザーのためではなく、電力会社のためなのだ。

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