ほとんどの派遣求人がこれ。
だから、とても沢山求人があるように見える。
「偽装派遣」と同じ意味なのかもしれないが、このブログではあえてこちらを使う。
かつて「派遣社員」は、人材派遣業者がスキルを持った人達を企業に送り、効率的に仕事こなす社員だった。
だから、「XX派遣からきた○○です。」と言っていた。
今の日本は大手であっても、こんな「派遣の求人」は皆無だ。
企業もそういう人材を求めていない。
何故なら今の時代、派遣は使い捨てだから。
大企業の物が売れなくなった。
でも、儲けるために売る仕組みを考える。
ケーブルテレビで娯楽をサービスにして売る。
その番組の4割を占めるテレビショッピング。
そこでは「持つことがどれだけ素敵なことか」を宣伝して商品を売る。
携帯で無料ゲームというお手軽な入り口を提供し、娯楽を売る。
彼らは消費者が簡単に商品が手に入るよう、お金を使わせる仕組みを考える。
広告に乗せられやすい人を刺激して、よりたくさん、より長くサービスを使わせる仕組みを考える。
だから販促活動やアフターサービス、販売後の回収業務は重要だ。
でも、大手企業はやりたくない。
彼らに必要なのは「売った」事実だけだ。
何故ならそれが儲けになるから。
返品や変更、クレームは「損失」だから考えたくない。
だから、これらを実施する子会社を作る。
一般的に「コールセンター」と呼ばれ、顧客管理をしている。
そういうことになっている。
<受託業務が発生する仕組み>
事実は違う。
子会社Aは面度な仕事を「プロジェクト」として下請けに出す。
下請け会社B、C、E、F、G・・・・がそれぞれ受託する。
下請け会社Bは、派遣会社 BA,BB,BC,BD・・・に募集をかける。
で、派遣会社BBに登録して、この「プロジェクト」に派遣されると、子会社Aの社員と名乗って仕事をさせられる。
つまり、下請け会社に「派遣」されるが、仕事は子会社Aの社員としてA社のアフターサービスをすることになる。
下請け企業が受けた「受託業務」に派遣されている形にはなっているが、派遣というのに「研修」が必須になっていたりする。
システム開発も同じだ。
大手企業がシステム開発を受注する。
それを小分けしてプロジェクト化し、複数の下請けが受注する。
その下請けが、他社に一部委託する。
「派遣」がその委託プロジェクトに参加。
作業場所は「下請け」の現場だ。
そんな会社は、社内に社員が誰もいない。
みんな、下請け会社の現場で仕事をする。
会社に社員がいないことを問うと「会社でやると情報漏えいの問題があるから」と言われる。
かつて建設業界が「孫受け、ひ孫受け」で弱小建築会社が沢山発生した。
「日雇い」を使って請け負った仕事をこなした。
業界は変わったが、仕組みは同じだ。
この業界では「派遣」と呼ばれる。
この「受託業務派遣」は、6年ほど前から大手派遣会社M社やP社の派遣でやり始めていた。
派遣社員には詳しく言わずに「お顔合わせ」に連れて行かれて、初めて解って驚いたことがある。
今や、誰もが嘘をついて人を騙しても「それは、業務です。」と言い訳できる仕組みが出来上がっている。