2013年9月22日日曜日

不ぞろいの野菜から思ったこと

近所に激安の八百屋がある。
そこでは地元産のしいたけが一袋いっぱい入って100円だ。

その理由は、全部俗にいう「規格外」だから。

しいたけのかさがくっついたシャム双生児みたいなものも入っている。
そんなしいたけを見ながら「規格外の人間が安い労働者になってしまうのは仕方がないかも」と思った。

規格内なら、管理が楽だ。

画一な機械に投入して袋詰めも自動化できる。

人間もそうだろう。

一定の能力さえあれば、集団研修を1週間もやれば単純労働者に作り上げることはできる。

でも、文化も価値観も違う人を束ねるのは大変だ。

でも、だからこそ、個人の価値を尊重し、それらの特性を組み合わせてプロジェクトを成功させたとき、本当の意味で「チームワーク」の力が発揮される。

同じ力をたくさん集めても、1が100にしかならない。
1次元の世界だ。

でも、個性を尊重し、議論し、力を合わせる時は2次元、3次元の広がりを持つ。

でも、100、200を求める1次元の世界の住人に、2次元、3次元の素晴らしさを説明しても理解されない。

そもそも、100を構成する一員になれない「存在」自体を排除する文化に生きているのだから。

企業において100を構成できない「人間」は、自分を偽り「0.5」の仕事をするだろう。

でも、だったら企業に属さず自由になった方がいい。
世界はもっと広いのだから。

規格外のしいたけだって売れるチャンスがある。

大手スーパーではないし、小さな八百屋かもしれないけど。

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