東洋経済オンラインに「グローバルエリートは見た」という連載がある。
これに最近「グローバルエリートの母も見た」という連載が始まった。
これは面白い。
かつて、トットちゃんが爆発的に売れた後、トットちゃんのお母さん「チョッちゃん」も脚光を浴びた関係に似ている。
トットちゃんとチョッちゃん、両方の本を読むと共通したことがたくさんあるがその中でも「子供を信じること」で子供は自分自身を肯定していることが解る。
それは、両方の本を読むことでより深く理解できる。
これらの連載は少々視点が異なるが、主張の本質は同じような気がする。
この中で上野動物園の中川志郎元園長の言葉が紹介されている。
「親が子を育てるのは情である。子が親をみるのは知である」というものだ。
情を得るから大切に育てられ、知を得るチャンスが与えられる。
そして、知を得るから、その情への感謝を知り、年老いた親の面倒を見ることができるということだろう。
大学に誰でも行くような時代、「知」は「情」が無くても得ることができる。
しかし、資格や肩書きだけを重要視し、学校だけが学ぶところと考える日本社会で学問ではない「知(慧)」は得られない。
「情」も「知(慧)」も無くなった人間に、人間関係を教えるには「手法」しかない。
そして、人間関係は「マニュアル化」されてゆく。
こんな社会で、老人となる親が増えてゆく。
その子供達は、果たしてその世話を「マニュアル化」することで対応するのだろうか。
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