某大手新聞社の「高齢患者紹介ビジネス横行」という記事を読んで、とても不思議に思った。
何故、医者を高齢者に「紹介」するのが駄目なんだろう。
今、ハローワークでさえ、ブラック企業の求人をどうどうと紹介し、何も知らない若者を送り込んでいる。
金銭的見返りは個人的に無くとも、組織的にこういう施設を「運営」することで、余剰公務員の働き口に税金を使う理由がどうどうと成り立っているのだから、民間が「紹介、斡旋」をビジネスにするのは当然だろう。
だって、ニーズがあるんだから。
医者に患者を紹介する、結婚したい人に相手を紹介する、仕事が欲しい人に仕事を紹介する。
「人」が「物」と同じように「ビジネス」になれば、当然そこに仲介料は発生するだろう。
かつて、卸業者が消費者へ売る商品を仕入値の数倍にして売っていたことを考えれば、仲介料は妥当だ。
老人が増えればニーズがあるんだから、問題視することが良くわからない。
老人だから?
病人は、何も判らないから?
医者だから?
若者やリストラで放り出された中年に、サービス業ゼネコンの仕組みで受注派遣業を斡旋している日本。
派遣会社から渡される契約書に記載される「指揮命令者」には会ったこともない世界で働くことが「普通」になった日本。
ここではすべての「人」が「商品」でしかない。
だから、医者の「商品」だけを大新聞が特別視するのはきっと、何か特別な理由があるのだろう。
私には理解できないけど。
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