2013年10月3日木曜日

現場にはまだプロフェッショナルがいるんだ

JR北海道のニュースがあちこちで取り上げられている。

経営層を一新する、という記事もあったが、たいした変化はないだろう。

まあ、禊みたいなものだ。
日本の企業がよくやること。
これで「変わった振り」ができるから。

ただ、読売新聞の「JR北、レール土台不良を放置…3年前に勧告」に希望の光とも思える記述があった。

「函館保線所の担当部署は、土台の修繕にかかる予算を本社に要求した」という一文を読むと、現場にはやはりプロフェッショナルは残っているようだ。

みんな、現場がどれだけ「無知だった」かを記事にしたいようだけれど、それは違うような気がする。

たしかに、新旧線路の違いを知らない保線担当も居るだろう。

でも、この記事を読むかぎり、監査は「保線担当部署が本社に要求している」という記録を見つけたからその点を「指摘」したのだ。

レールのゆがんだ「数値」が記録にあったことが最初に記事になった時も「権威ある人」が「ほおって置くなど考えられない」というもっともな意見を語っていた。

でも、その「数値」は保線の現場が「測ったから」「残っていた」のだ。

そう、現場は「プロ」として仕事をしている。

その結果から「意思決定ができない管理職」が居ることは、問題だが、現場からプロフェッショナルが「消える」ことに比べたら、たいした問題じゃあない。

だからこそ、彼らの「仕事」に対する責任感が報われるような変化が経営層に起きることを、未来のJR北海道のために祈りたい。

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