時事通信の「セクハラ10年続ける=40代事務職員を減給―福島県警」の記事には驚いた。
これ、本当の話なんだろうか。
だって、「セクハラ10年」とあるからには被害者が訴えた記録があるのだろう。
でも、管理職も、事務職員の上司も何とかしようと思わなかったのだろうか。
彼らは被害者の気持ちを考えたことがあるのだろうか。
それでもようやく彼女の言葉が裏づけされ、事務員の処分が決まった。
でも、減給だけ。
仕事は続けるということだ。
そして首席監察官はこの件に対して「指導を徹底し、再発防止に努める。」とのコメントを出した。
これほど虚無的な言葉は聞いたことがない。
セクハラ期間が10年でも1年でも、セクハラ放置に言い訳はできない。
現場に「事なかれ主義」が蔓延するのは、トップの意識も「事なかれ主義」だからだ。
だいたい、歴代の官僚が「まことに遺憾である」という言葉を発した後に、状況が改善したという話を聞いたことが無い。
「善処します。対処します。」も同じだ。
被害者のことを考えず、組織の中で保身に走る気持ちは理解できるが、警察の存在意義に照らし合わせても誰一人、正義感は沸かなかったのか。
この記事が示すのは、男性だけが「仲間」である現実だ。
「見ない振り」をしたセクハラ事務員の上司、セクハラ対応部門の管理長。
処分されるべき人はまだまだたくさんいるけれど、「男」なら守られる。
これじゃあ、安部政権の推進する「女性活用戦略」なんてファンタジーでしかない。
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