某大手新聞に「「人手足りず、やむなく改ざん」 JR北海道社員が証言」という記事がある。
これ、文中に
「「ポイントが安全上重要だということは認識していた。現場では人手が足りず、優先順位を付けるためにやむを得ずそうしていた」と話した。」
とあるのでタイトルがこうなったと思うけど、これはタイトルにする文章として不適切だ。
「現場では人手が足りず」を抜いて読んで欲しい。
より原因が明快になる。
だから、「修理の優先順位をつけるために(やむなく)改ざん」が正しいタイトルだ。
人手があろうが、無かろうが、一個人の独断で選別するということが危険だから規定やルールがある。
管理職は、上を説得し、必要な予算を取ること。
現実の数字を隠して、事なかれ主義に徹した結果、「人手不足」とは恐れ入る。
記事には「やむなく」という単語が使われているが、これも読者の同情を引くためだろう。
誰に取材したか知らないが、こういう記事は叔父が保線区長だった頃の話に似ている。
彼は、雪の降り方を見て「これじゃあ、脱線するから今から作業した方がいい」と「長」のつく人にアドバイスした。
でも、彼らは作業指示をせず、結局、叔父の予告通り貨物が脱線する。
叔父はそれを見て「長」のつく人に向かって「それ、みたことか」と言い放ったそうだ。
おかげで叔父は、昇進できなかった。
それでも、下からはずいぶん慕われたらしい。
今回も現場はきちんと計測している。
そして、その仕事を無駄にする「お仕事」が存在する。
そのごまかしを指示する管理職が存在する。
読者は記事を信じる前に良く考えた方がいい。
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