WEBサーフをしていたら長野県建設業厚生年金基金の事務長がタイで捕まった、という記事があった。
読んだら驚いた。
ただの事務長が20億以上着服して高飛びしたらしい。
「世間を驚かせた厚生年金基金の不祥事問題」というタイトルで大和総研の記事があったが、まあ、日本らしいといえば日本らしい話た。
一介の担当者が億だけではなく、何十億も着服できる仕組みと無責任な管理者であっても職場が確保されるのは、日本以外に無いだろう。
結局、この20億も消えて無くなっても、誰も責任なんて取らないし、金も戻ってこない。
青森のチリ人の貢いだ男性のお金もほとんど戻ってこなかったというが、それも当然だ。
だって、そういう組織にお金を預けている「年金」という「仕組み」を「変えないこと」を選択しているのは日本人なのだから。
池田清彦氏はそれを「国家的ねずみ講」と看破した。
ただ、ねずみ講も既得権を持った上のランクの人達は変えられると損をするのだから、変えたくない。
だから、この事件はその中で既得権を目いっぱい利用したということでしかない。
あきれるほどの無責任にはある意味感動すらする。
人の金を自分の金と思える職場、そしてそれを誰もチェックしない仕組みが「雇用確保」という名目で成り立つ組織で働く人達は、犯罪を犯した人より遥かに大きな罪を負っている。
でも、日本では「悪事をやった人が悪い」という固定観念があるので、彼の悪事を見逃した上司達は誰一人良心は痛まないだろう。
「知らなかった」で責任が逃れられ、来月の給与も貰える。
みんな公務員や正社員になりたがる訳だわ。
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