だからというのかもしれないが、R社のシステムから自動配信されてくる求人情報は、かなり適切だ。
P社の人材コンサルタントは1年以上なんの仕事も紹介せず、いきなり保険の営業職を紹介してきた。
私の対応費用は、前職の会社へ請求するから、たぶん請求金額の実績作りであることは確実だ。契約更新は、たぶん年更新だろう。
それにしても、R社の自動化したコンピュータは人件費が高い人間の判断力より優れていると言ってもいいだろう。私にだけ適切な情報が送られている訳ではない。他の1万人、2万人という「登録している」応募者に対してだ。
じゃあ、なぜP社は人を使うのか。
それは「やり方を変えたくない」から。
誰も応募者の「感想」なんて気にしない。
だって、派遣会社がお金をもらうのは派遣した「企業様」からだ。
彼らのご機嫌さえよければ、売り上げにつながる。
R社は「適切な応募」を促すためにシステムを導入し、P社は「売れる商品(派遣社員)」のために人間を活用する。
どちらも、その後に応募しても、社内選考があるから、商品として「規格外(つまり若くない人達)」への対応は同じだけど。
そして、若い子を選んで派遣で働く素晴らしさを宣伝する。その結果、キャリアとならない雑務しかできない不幸な若い労働者を増やす。
専門性を売る世界であれば、あまりこういうことは起きない。
実際、海外のテンプスタッフでは事務の仕事であっても専門性を求めるが、日本は若さだ。何故なら、ホワイトカラーの職務にたいした専門性に価値を置かないから。
なぜ、置かないのか?
企業の中が「変化しない」から。
たいていの派遣の仕事は業界を知ってPCをつかればできる仕事だ。
だからこそ、「うちのやり方」になじんで「非効率さ」に目をつぶる若い子を求める。
それが非効率だからこそ、社員の自分が居るのに、そのやり方が「非効率」だなんてこと、派遣社員に指摘して欲しくないもんね。
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