窓口の銀行員が着服した、とニュースが出る。
それを実行した人は「悪いやつ」としてメディアでさらされる。
そもそも、末端の人間が悪いことをする可能性があるから、高い給与を払って、人件費をかけて、管理者を置いて、企業はチェック機能を作ったのではないのか。
たしかに、ITシステムでかなりのチェックが不要になった。
にも関わらず、不正を行う担当者のニュースは尽きない。
そこに、課長、部長、というような複数のチェック機能の仕組みは未だに存在しているのに。
何故、彼らの責任を追及しないのか。
それは、結局、自分達を追及することになるからだろうなあ。
80%以上のサラリーマンが占める日本の労働環境だ。
役職を持った人は「自分の部下は違う」と思っている。
そんな人たちがニュースを見て「俺はやらないから大丈夫」と考えても、自分の職務に、給与に、そんな管理責任があるなんて、考えたくない。
だから、ニュースでは「悪いやつ」を追及する。
判り易いし。万人にアピールする。
でも、少し考えて欲しい。
末端の担当者には誰かがOKって言わないと、それだけのお金を動かすことなんて到底無理。しかも、大抵それは長期に渡ってでないと無理。
その間、ずっと、管理者や監査の人たちは「問題なし」と言って、沢山の判子を押して内容承認している。
この承認や確認の意味って、どういう意味だったのだろうか。
何重もの確認業務に払っている高い人件費は何のためなんだろうか。
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