企業で実際に面接をする担当者は、リクルーティングという仕事を「プロフェッショナル」として捕らえていないのではないか。
だって、自分は「作業」をしているのから。意思決定は自分ではない「誰か」がするから、自分の責任は「作業」をきちんとすること。
かつては自分の目を信じて上司に「その人を雇うことを薦める」という責任感を持つ仕事だったが、今はそれが不要だ。
だから、マニュアルどおりに「基準」に達した候補者を上司に送り込むだけ。
だから、その人がすぐ会社を辞めても、雇ったのは自分ではないから、自分の問題ではない。上司もまた、ノルマ人数を雇うだけだから、自分の部下ではない。
そうやって、ほとんどその人を見ないで入ってきた「無難な応募者」に対して、現場が「どうして、こんなやつ入れた?」と怒る気持ちは良く理解できる。
そうやって、ミスマッチが生まれて、短期で人が辞める。企業は、人材教育に無無駄なお金を払うことになる。
そして、大量のリクルート作業がまた発生する。
それは、WEB上でまた、ひとつのポジションに3社からの求人が発表されるということだ。
もう少し、応募者も企業も「人」に向き合えば、仕組みも変わるだろう。
しかし、求人応募が外注化、システム化された現在、企業はいまさら少ない数の応募者では満足しないだろう。
だから、せめて面接まで来た人に対しては人としてきちんと向き合うべきだろう。なぜなら、それはどちら(企業、応募者)も「行動」して発生した縁だからだ。
変化してしまったものは、昔に戻れない。でも、出会った縁を大切にして、お互い相手と真剣に向き合えば、何か建設的なことが生まれるような気がする。
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