求人募集をいつも見ていると「プロフェッショナル」の定義が変わってきたように思える。
M社はビジネスソフトを製造した。
ユーザーは、お金を出して、その使い方を聞くためのサービスを活用する。
M社はこの責任を某電話会社にぶん投げた。
業務を受けた電話会社は何年かやって、儲けたのか、もっと儲かると踏んだのか判らないが、コールセンターの専門子会社を作っている。
自前で人材募集して、人材管理のために正社員を使うより、派遣会社に委託すれば、利益を出すことができるのだろう。
それに、子会社にすれば、余剰正社員も送り込むことができる。
子会社での管理者の仕事は、派遣会社の管理だけだ。
製品への苦情を受けるのは、コールセンターで働く人たちだ。
コールセンターは地方都市に出来やすい。
なぜなら、地方にはまじめな人が若い人が多いから。
年齢がいった人も、仕事がなくてあぶれている人が多いから、常に募集されている。
ストレスのある仕事だから、大抵の人が長く続かない。
何か問題が起きればその人を辞めさせればいい。
問題の本質を探る必要もない。我慢が試される。
そこで、問われるプロフェッショナルは「この業界に耐えた人」となる。
それは、コールセンターの対応者しかり、管理者しかり。
ソフトの有償サポートを外注する仕事はどんどん増えている。
M社以外のソフトも、自社で有償サービスをしない。外注だ。
コールセンターサービス会社もたくさんあるけど、そこに人材を派遣する派遣会社も、コールセンターに特化した会社まである。
そこでは、派遣する人材トレーニングまでやることもあるらしい。
派遣会社はサービス会社に「より良い人材を、より安く」提供することを約束する。それは「我慢できる人」であり、「ソフトを知っている人」ではない。
状況へ「リアクション」することで、ビジネスが広がっている。
この先には何が起こるのだろうか。
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