馬鹿げた労働法のため「期間限定で働くという契約した人」を簡単に解雇できなくなった。
結果、企業は簡単に人を雇わなくなった。
でも、人は雇わないといけないから、その品質に関しての責任を外注した。
このように、雇用する責任を誰かに任せた結果、派遣業界が成長した。
そのため、派遣という働き方から「プロを雇う」という意味が抜けおちて「一時的な中途雇用」というレベルになった。
そうなると、日本という社会は「若さ」が必須になる。
何故なら、プロを求めないから。
プロを求めないけど、膨大な労力をかけて人選しているから、良ければその人をその価格で長期に雇いたい。で、今度は「紹介予定派遣」という仕組みができた。
これ自体は悪くない。ただ、この仕組み、実際は「労働者のため」ではない。
企業側が「働いて欲しい人を縛るため」のものだ。
ある求人に応募した時、担当の営業マンから「絶対断らないと約束しないと書類審査の候補にできない」と言われた。先方への「書類審査」の候補になるために、「受かったら断らないこと」を約束しないと、紹介しないと言う。
まだ、履歴を先方に見せていないのに、だ。
これ、派遣の求人に応募した時の話です。
もう、本来の派遣の仕組みはとっくに壊れている。
本来、派遣は契約期間だけをきっちり働けば、問題ないはず。
企業がもっと働いて欲しい、というのならば、給与交渉をして次の契約をする。
正社員でも契約社員でも、お互いで条件が合意しなければそこで終わり。
大体、2ヶ月、3ヶ月も働けば職場の状況や自分ができる仕事や任される範囲などは把握できる。
だからこそ、仕事において「労働能力は商品である」と自覚するものだと思っていた。
お顔合わせという面接が横行し、法律は誰も守らず、実態だけが企業の都合に合わせて変化して行く先に、労働者が求めるのものが「正社員」であるのならば、皮肉なことだ。
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