2013年8月13日火曜日

歯を6本抜かれて思った・・・一人じゃあ駄目だ

歯周病悪化で上あごが総入れ歯になった。

そのため、ブリッジでつないでいた6本の歯を抜いた。
きちんと歯として機能していたのは2本だけだった。
残りは手で引っ張って抜けるようなレベルだった。

上あごは12本ある。
2本の歯で12本の歯は支えられない。
噛む力は、体重の2倍以上の力がかかるのだから。

健康な歯を抜かれながら思った。
これ「人間社会」に似ているな、と。

12本の歯が「社会全体」なら一本の歯は一人ひとりだ。

見えない歯周病という「菌」によって健康な歯が機能しなくなる。
菌は病気を広げてゆく。
強い歯もあるけれど、結局その強い歯だって、すべてを支えることはできない。

社会を「良くしよう」と頑張っている人たちがいるけれど、彼らは残されている「強い歯」でしかない。

「人を尊重しない」価値観は「菌(悪)」だ。

隣人を罵倒し、老人や子供の意見を聞かず、他者の行動をコントロールしようとする「悪」は知らず知らずのうちに社会を蝕んでいる。

そういう考えに対抗しようとしている人もいるけれど、彼らだって限界がある。
その家族で、学校で、職場で、地域で、頑張っていても、「悪」は感染してゆく。

無関心、割り切り、無行動、嘘、言い訳。

そんな中で、強い人だけが頑張っても何も変わらない。
結局「悪」に負けてしまう。

だから、一人ひとりが重要なのだ。

みんなで支えあえば、倍の力に耐えられるのだから。


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