2013年8月22日木曜日

若者の自己主張をどう捕らえるか

若者のイタズラに対して、苦慮しているファーストフード店が日本以外の国でもあるらしい。

その若者を端的に表していた評論があった。

「最低賃金で働く、携帯を持った獣」

だそうだ。

最低賃金で働いている労働者はすでに人間扱いされていない現実。
この意見に賛成するも、反論したい。

何故なら、彼らは初めから「獣」であったわけではない。
労働者を「獣」にしたのは「企業」なのだから。

そもそも「働く時間がお金を貰える時間」という価値観を植えつけたのは企業だ。

「働く内容」ではなく、「時間」と「立場」で同じ仕事をしても給与で「差」をつけることを「当然」と考えた企業が生んだ「獣」であり、すでに人間ではない。

正社員というえさをぶら下げて、働かせても、ささいなことで、やめさせる。
タイムカードを先に押させて、残業させても良心すら痛まない「店長」という名ばかりの管理職。

表向きだけの「接客業」という「方法」を学ぶのは、「仕事をする」意味を学ぶこととは全く異なることだ。

マニュアルで「管理」することで、管理しているつもりの管理者は、これからも彼らの不可解な行動に翻弄されるだろう。

「獣」は自然に居るもので「家畜」とは違う。

多分、企業は「家畜」が欲しいけど、これから手に入れる労働者はネットという「自然」で育った「獣」なんだから。

獣は、轡(ルール)をはめても家畜にはならない。問題に対処するだけでは、無駄な時間になるだろう。

企業は自分達の価値観が生み出した「現実」を直視した方がいい。

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