昨今、子供の学力が落ちてきていることを心配する人が多い。
社会的問題としてとらえ「どうするべきか」という意見も散見される。
ある「権威ある」大手教育企業の「記事」が主張する。
社会人基礎力を中学、高校からつける必要がある。
また、就職まで考えた学校選びが重要である。
つい、ため息が出る。
何にも変わらん・・・
かつて「受験戦争」という言葉があった。
良い大学に入り、良い企業に就職することが「幸せ」への道だと教わってきた。
その結果、どうなったのか。
「金」という価値観を求めて、人は都会になだれ込み、朝から晩まで働き続ける。
結婚もせず、人口は減り続け、老人はやることもなく毎日テレビを見続ける。
そんな親を施設に入れるために都会で働き続け、体や精神を病んでゆく。
「長期就業は素晴らしい」という価値観は企業が求めたことだ。
そして企業に忠実でいるような人材を大量生産したのが今の「教育システム」だ。
教育の「権威者」は大学が誰でも入れる時代になった21世紀、今度は「良い就職」を目標とした。
そもそも、大学は「就職」のために行くのではない。
「学びたいことをより深く学ぶ」ために行くところだ。
それを「企業」が「初任給」に差をつける、という形で「仕事」への価値観を歪め、プロフェッショナルを育てなかった。
そういう社会への「人材供給」を支えたのが「教育のプロ」という権威ある「教育業界」の企業達だ。
当然、このような主張を信じる大人も多いだろう。
だって、それが「大人」の欲しい「変わらない社会」なのだから。
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