2013年8月27日火曜日

「旅」は予定通りに観光地を訪れること

彼の意見には、多いに賛成だけど、旅でハプニングを「楽しめる」ような人はそもそも、団体旅行になど参加しない。

今の時代「旅行に行ってきた」と誰かが話すと、大抵「団体旅行に参加した」がほとんどだ。
自分でチケットとってどこか行く方が珍しい。

団体旅行に参加する理由は「安い」が一番だけど、それより「楽ちん」が一番の理由だ。

飛行機の窓口での手続きなどは、みんな「誰か」がやってくれる。
年金、誰かに運用任せて、貰うだけ、という考え方と同じ。

だから、お客のニーズは「自分でやりたくないけど、もう少しゆっくりしたい、少人数で」という高額の「団体旅行」が増えてきている。

重要なのは同じメンタリティで「手続きみたいな面倒なのはやりたくないけど、ゆっくり楽しみたい」というニーズがあるということ。

お金に困っていないシルバー世代、つまりリピートが期待できる客層だから、そういう商品も売り始めている。

彼らはもっと「払った金」に対して敏感だ。
クレーム対策も「5000円バスツアー」とは違う。

だから添乗員は、言葉遣いや振る舞いに十分「失礼」の無いように、そして、期待通りに行程が進むように、配慮する。

そういう観光業界の実状を踏まえると、彼の考える「旅」の意味がそもそも、現代の一般的日本語の意味とは解釈が違う。

私は彼の意味で「旅」を考えるから、団体旅行より、個人を好む。

何故なら、そういう旅行ほど思い出の方が強烈に残っているし、「もう一度その土地に行きたい」と思わされる体験が多いからだ。


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