2013年8月24日土曜日

大企業が欲しい労働力

需要と供給の理論は、どんな世界でも成り立つ。

必要のないものは淘汰されてゆく。
しかし、労働環境においてだけのみ「既得権」が幅を利かせる。
そして日本の「仕組み」もまた、それを後押しする。

今、日本の教育が問題だというけれど、大企業で欲しいのは、個性的な人間ではなく、均一な労働力だった。
だから、政府と大企業は手を結び、そういう人材をつくり、洗脳した。

「いい大学にいって、大企業に入れば、安心だ」という価値観だ。

だから、均一な労働力(人)は、何も疑問を持たなかった。
アジアでの戦争が、日本の高度成長をもたらし、みんなが潤った。

でも、消費が止まり、物が売れなくなった。
経済発展が止まっても、消費の価値観は変わらない。
だから、借金をする。

今になって企業は成長のためには、今までと違うものが必要だと言う。
「グローバル人材が必要だ。個性的なアイディアが必要だ」ともっともらしく主張する。

でも、そういう意見を持つ人材を「リスクを考えないやつ」と評価し、「大組織」から叩き出した過去はすっかり忘れている。

だから、そういう人は海外に出る。

人材流失と騒ぐけど、「大組織」の中に「需要」が無いのだから仕方ない。
変われない企業が、どんなに新しいものを手に入れても何も変わらない。

稀に新しい価値観を持った人材が入ることがある。
でも、「既得権」の中でゆるく生きる楽チンさになれてしまうから、結局何も変わらない。

色の絵の具の中に、少しくらいの黄色を入れても、黄色は黒くなるだけだ。

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