上あごすべての歯を抜かれたことで、歯周病治療を振り返った。
すると、自分の馬鹿な行動を客観的に見ることができる。
一番、情けない行動は「考えないで選んだこと」だった。
この洗浄液を使うと治ります。
この歯磨き粉を使うと菌が死にます。
極めつけは痛みを取り除いてくれた、歯科医の言うことを疑わずに信じてしまったことだ。
若さや無知が、行動を促したのはもちろんだが、言い訳にはならない。
私の中で「手早くなんとかしたい」という思いがあったのは事実だ。
職場から近かった歯科医だったから、仕事を休んでゆくことも無かった。
結局「都合がいい」ということだけで、さっさと治療を決めてしまった。
変だと思っても、途中で止めることもしなかった。
「痛みが止まったのだから、医者の言うことに間違いない」という思い込みがあったとしても、根本問題に向きあう姿勢が無かったことは事実だ。
今回、向こう10年以上にこの状態は「どうなるか」ということも医者に相談した。
大学病院ということで先生も説明に時間をかけてくれることも感謝だ。
「できるだけ、歯を残したい」という意思を組んではくれたけど、無理なものは無理である。
その苦い事実を直視することが「私」に必要だった。
事実と向き合った上で「何が出来るか」を「決める」のは大変なことだ。
責任を誰かに押し付けて、憎しみや悪口を撒き散らす自分の「問題」だ。
「社会」や「家族」のせいにしても、「悪」が増えて自分が苦しくなるだけだ。
だから、逃げずに、事実に向き合って考える。
事実は変わらない。そこに在るだけだ。
そこから、どうすべきかを決めるのは自分なのだから。
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