「コーン・キング」という映画を見た時、世の中は、思ってた以上「消費を促して儲けること」しか考えていないことが判った。
たとえば、高度成長前。
お酒は「ハレ」の日にしか飲めなかった。
砂糖はお正月にしかたっぷり使うことは出来なかった。
だから正月料理はとんでもなく「甘い」料理が多かった。
で、世の中が豊かになり、お酒も甘みも簡単に手に入るようになった。
値段的にも、量的にも。
それでも、欲望には限りがない。
企業は「もっと消費を増やすには」と考え、消費者は「もっと頻繁に食べたい、飲みたい」という欲望を膨らませる。
消費者、企業の欲望は一致し、砂糖もお酒も生産量はどんどん上がっていった。
アルコールを飲むチャンスはお祭りだけではなく、飲むことが「普通」のことになった。
そしてより大量に作ることで値段が下がる。
大量に売れれば「もっと儲けたい」という話になる。当然だ。
そして、砂糖より安い甘味料の開発。
より安いアルコールの開発。
それを「消費する仕組み」を地球規模で作り上げた。
結果、どうなったか。肥満と糖尿病が激増し、医療費がロケット並みに跳ね上がり始めた。
中毒者をたくさん作って、雇用をたくさん増やして、病人を作り、その人達への医療もまた「消費」のサイクルに組み込まれる。
抜ける方法はひとつ。「買わない」選択しかない。
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