「お客様は神様」は本当に正しいのか?
(企業再生のリアリズム―― 中里 基)
彼の視点で面白いと思ったのは「1万円払って、1万円戻ってリピートがあるか」という疑問だった。
この疑問を読んで彼は「お客様を理解していないなあ」と思った。
「1万円払って、1.5万円くらいの価値を得るからリピートする」のが今のお客様だ。
そもそも、売値がまともじゃない。
バスツアーなんて、5000円位で1日遊んで、交通費まで含まれる。
だから、30人以上のツアーでないと利益が出ない。
だから、「添乗員」という特殊な職業が成り立つ。
かつて海外旅行で有名だった「団体様ご一行」は、今や国内旅行でも主流だ。
だから、ツアー中に仲良くなる人もほとんどいないし、お客様は団体行動のパーツの一員でしかない。
この記事の最後で、彼の意見として「本当の顧客第一主義」を語る。
それも違うような気がした。
お客様に重要な「価値観」はテレビでみた「あそこに行った」ことである。
「テレビと同じ」であることを確認した「私」を写真に収める。
このようなことを目的にする旅にハプニングは要らない。
パンフレットの「契約どおり」のものが得るのはもちろん、それ以上を期待する。
だって、金払ったんだから。時間通りに帰ってくることもその中の一部だ。
そのために、「行程管理主任」をつけているしね。
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